石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

マイカレンダー、創刊。本日発売です。

本日創刊、マイカレンダーです。


私はインタビューと、あと、コラムの連載をさせて頂いてます。
インタビューは
「この出版不況に、なぜ雑誌の創刊などという暴挙を…?」
という失礼千万な(しかし素朴な)逆質問から始まります。
説話社さん、そして編集長山田さんの熱い思い、読者の皆様に届け!
と、心から念じております。


マイバースデーは有名ですが、
説話社さんは他にもたくさん作られてます。
たとえばテレビ番組では、
制作会社とテレビ局が違うのって普通ですが、
本や雑誌もそういうのがあります。
年末近くなると占い特集や占いMOOKなどが出ますが、
説話社さんは占い系の雑誌・本の制作では、テッパンの老舗です。


そういう会社さんが、
自社の名前で敢えてこの時期に雑誌を創刊されたという
そのチャレンジ精神というか、
根の深い情熱に、感動しました。
というのも
現在は、雑誌と言えば「休刊」という時代です。
私も、古くは徳間書店「アッティーヴァ」をはじめ、
マリ・クレールや、Misty、グラマラスなど、
たくさんの連載誌の終幕を経験してきました。
そんな市場環境であるにもかかわらず、
雑誌を新しく創刊する、というお話をうかがったときは正直
「何を無茶な!(汗)」
と思ったんですが、
でも、お話を伺ううちに、
なんとなく
「そういう問題じゃないんだな」
と納得しました。


かつて大きなブームであった、
マイバースデーという少女向けの占い雑誌については、
最近、社会学者の橋迫瑞穂さんが本を出されています。

私は世代的には当てはまるところがあるんですが、
マイバースデー自体は読んだことがありませんでした。
ただ、この本を読んで、
なるほど、と思うことは多々、ありました。
学校では教えてくれないけれども、
生きていくためにどうしても必要な知恵
というのはたくさんあって、
それを、占いというメディアを通じて発信していたのが
マイバースデーだったのかな、とも思いました。


今も、早稲田大学の入り口の所にある、
説話社さんのオフィスには
「説話社」ではなく
「マイバースデー編集部」の看板がかかっています。
読者からのハガキや手紙がここに届けられ、
読者が訪ねてくることもあったそうです。
雑誌は、本よりも読者の心に近いもので、
読者にコミットしようとするところがあるように思います。
占いはどちらかといえば、
社会の外側に隔離されている世界で、
占いをする人間は、窓口のような役目を担うわけですが、
マイバースデーはまさに、
そうした「窓口」だったんだなと思います。
「異界」との窓口であり、
当時の読者である小中学生、高校生達にとっては、
大人の世界、未来の世界、未知なる自分の人生とアクセスするための
「窓口」でもあったのかなと思います。
社会のあり方が大きく変わり、家庭観もかつてとは様変わりする中で
私たちはロールモデル的なもの、
人生の型紙的なイメージを見失ったわけで
未来や大人の世界は、
まるでとらえどころのない未知のものとなっていました。
そんな未知の世界について、
未知の世界は未知の世界のままに保留しながらも、
学校的な教育とはちがった、
別のコミュニケーションの可能性を
マイバースデーは提示してくれていたものだったのかな、と
端迫さんの本を読んで、思いました。


そうした系譜に連なる、
今回の「マイカレンダー」。
「マイ」がちゃんと続いているところに、
説話社さんと、読者の皆さんとの繋がりへの思いが
しっかり保たれているんだと思います。
マイバースデーの読者の皆さんとの心のつながりを
説話社さんがずっと信じている、ということが
とても感動的で、じわっと胸が熱くなりました。


マイカレンダーの編集長である山田さんとは、
もう10年来のおつきあいで、
『石井ゆかりの星占い教室のノート』
も編集して頂きました。

石井ゆかりの星占い教室のノート

石井ゆかりの星占い教室のノート

この本は今も毎年少しずつ重版していて、
ロングセラーと言っていいと思います。
実は、その山田さんが最初に「編集長」をするのが、
この「マイカレンダー」なんです。


山田さんに会うと
「この人は、もしかすると私よりはるかに占いが好きなのかも」
って思います。
作る記事やコンテンツへの愛情がすごいのです。
すごく純粋で、情熱的です。
一見そうは見えないんですが、一緒に仕事すると、
「この人はほんとに、仕事が好きなんだなあ!」
って思います。
だから、占いが好きな方の心には、
きっと響く雑誌になっていると思います。



そんなわけで、マイカレンダー、
どうかよろしくお願いいたします!