石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

痕跡


鈴木節子さんの作品、
家に届いたのは去年の初夏だったのだが
いまごろやっと、飾ることができた。
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この写真はへたくそで、実物はもっとずっとすてきだ。
部屋がすごくいい雰囲気になって嬉しい。


この絵を見たとき、
「赤毛のアン」シリーズの昔の装幀がぱっと甦って
https://www.amazon.co.jp/dp/4061262386/
https://www.amazon.co.jp/dp/4062191369/www.amazon.co.jp

どうしても欲しくなったのだった。


単純に「紫色のバイカラー」のイメージが喚起されただけ
といえばそれまでなのだが、
多分それ以上に、どうも
私が感じていたアンの世界の空気と、この絵には、
かさなるものがあるようにおもわれる。
この古書店のページに挿画なども紹介されているのだが
kotonoha-books.ocnk.net
やっぱり、この絵に繋がるものがある、
ような気がする。


そうだ
名前も同じ「鈴木」さんである(偶然


私の頭の中で「同じ道を通る」作品同士なんだろうなと思う。


電車の路線みたいに、
記憶や印象は
「方角的には同じ」だったり、
乗り入れで一部重なっていたり、
みたいなことがあるんじゃないかと思う。


頭の中の記憶について
私たちは、
たくさんの引き出しにいろんなものをいれておいている
というイメージを抱いているけれど
ほんとは、電車の複雑な路線図みたいなものの方が近いのかもしれない。
使わない路線はいつか廃線になるし
使う路線はどんどん本数が増えて、延長されたりもする。


何度も通れば通るほど
それが、人生の濃い記憶になっていくし
思い出さなければ
草むらを分けないと痕跡も分からない、
古い線路のなごりのようになる
ということなのだろう。