石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

星の境目

f:id:iyukari:20170608161312j:plain

おいしいホットドッグの作り方・・・じゃない!


これはおいしそうなホットドッグの
「撮り方」の
レシピ本なのだ。
f:id:iyukari:20170608161336j:plain

PERFECT PHOTO RECIPES BOOK(パーフェクト・フォトレシピブック) (玄光社MOOK)

PERFECT PHOTO RECIPES BOOK(パーフェクト・フォトレシピブック) (玄光社MOOK)


f:id:iyukari:20170608170628j:plain
こんな感じで、まるで料理の本のように、
撮り方のコツが綴られている。
f:id:iyukari:20170608161246j:plain
そのまま写真集としても楽しめるし、
でも、見ているとやっぱり
無性に写真が撮りたくなってくる。



野寺さんとは拙著
「いつか、晴れる日」や「結婚へ続く道」
そして「後ろ歩きにすすむ旅」のカバー写真で
一緒にお仕事をさせて頂いている。
頭の中がスカッと晴れるような写真を撮られる一方で
「結婚へ続く道」では、
切なさやほろ苦さ、「時間」を感じさせる作品を
多く使わせて頂いた。



写真は瞬間だけど
私たちはその「前後」を想像せずにいられない。
このことは、先日吉田亮人さんとのトークイベントで
吉田さんが話したことだった。
これは私たちの「人生」の感じ方と似ている。
私たちが生きているのはあくまで、瞬間瞬間なんだけど
私たちはそれを頭の中で
ビーズを糸でつなげるように繋いで
前後のつながった物語にして
「人生を生きている」と感じている。



写真は瞬間を撮る。
私たちの記憶はするすると、面白いように
時間の流れの中に消えてしまう。
でも、写真に撮られた瞬間は、
かろうじて、手の中に残る。
それが、かけがえのないビーズの一粒となる、こともある。
デジカメができて、日常的に写真を撮る機会が
ものすごく増えたわけだけど
それらは無意味なようでいて
後で見返してみたときに
私たちの頭の中にある「自分の人生」をつくる
大切なビーズの一粒一粒になっているだろう。



星もまた
そういうビーズをつなげる糸だったり
ビーズが失われたところに入れる、
ちょっとした、ビーズのかわりになったり、
するのかもしれない。


・・・・・・・・・


2012年、皆既日食が起こったのだが
私は、その数分の天体ショーを見るために
遠く赤道を越えて、オーストラリアまで出かけていった。
iyukari.hateblo.jp


皆既は、部分日食と違い
ぴたっと月が太陽を隠してしまうのだが
ほんとうにその光景は
驚くほど違う。
皆既日食は
神様が仕込んだなにかのギミックだ
と思わざるを得ないほど
強烈なインパクトの現象なのだ。



今年の夏もまた
皆既日食が、比較的見やすい場所で起こる。
アメリカ大陸である。
アメリカ皆既日食ツアー・旅行|クラブツーリズム
なんと、アストロアーツさんのお誘いで
今回も行けることになってしまった・・・!
いやっふー!!!
そして今回は
ちょっとだけ、講演というわけではないが
お喋りもさせてもらうことになるらしい(汗
(※ツアーの皆様へのトークなので、日本語です(当たり前))


なんで日食ツアーに出かけるのがそんなに楽しいかというと
皆既日食は
とにかくすばらしいからである。
そして
皆既日食は
肉眼で見るしかないのである。
どう言う意味かというと
写真には、
「見たまま」には、映らないのだ。
似ても似つかぬ映像しか撮れないのだ。
上のサイトにもいろいろ写真があるが
あれは
ちがうのだ。
肉眼で見た人にはわかるとおもうが
「あれは、目で見るのとは全然違います」
なのだ。
どんなに上手な人が撮っても
どんなにすごい機材で撮っても
肉眼で見たものとは、別な風景にしか撮れないのだ。
絵に描いた方がまだ近いくらいなのだ。


肉眼で見た日食を擬音語にすると
たとえば「ダイヤモンドリング」と呼ばれるあのシーンは
私に言わせれば
「ぷるぷる(水銀の玉を転がしたみたいな)」
である。
皆さん
一度でも
ぷるぷる
の日食写真をごらんになったことがあるだろうか。
ないはずである。


だから
是非
肉眼でご覧になっていただきたいのである。
ツアーはすぐ満席になってしまうそうなのだが
去年の発売から若干のキャンセルがあったそうなので
ご興味の向きは、是非。
天文ファンは男性が多いのですが
女性限定Eプラン、などもあるそうです↓
アメリカ皆既日食ツアー・旅行|クラブツーリズム
私の喋りも聴けます(いらんて)


ちなみに、皆既日食がどのくらいの頻度で見られるかは
以下をどうぞ。
www.nao.ac.jp
日本で次に見られるのは2035年らしい。


・・・・・


今日、やっと長い長い星ダイアリーの原稿が一段落して
ちょっと呆然としている。
かなり早めに着手したのだが、思うように進まず
編集者さんにも相当ご心配・ご迷惑をかけてしまった。
この間、ブログも思うようにかけなくて
吉田さんのトークイベントでも
面白いハナシがいっぱいあったのに
ここでご紹介できなくて、残念だった。


いつ終わるのかわからない、、と
砂漠を這うような気持ちで進んでいたら
水星、金星、火星が相次いで星座の境目を越えて
そろそろ満月、というこのタイミングで
実が熟して落ちるように、終わった。
星の境目に、仕事の境目が見事に重なって
なんだか、安堵が倍加したような感じだ。
これでよかったわけではなく
もっと早くやれるように算段しなければならないのは無論なのだが
星の境目に立っている、この感じに
あやうく納得しかけている自分がいる(だめ、絶対


もっとがんばらないといけないんだけど
もっとがんばれたのかな、と思うと
そうでもないのかもしれない、という気も
しないでもない(つまりマネジメントがなってない--;)


あらためて
もう少しちゃんと仕事の算段をしないと、
と思った。



また、新しい長い長い道のりがこれから始まる。
当たり前すぎてバカみたいなのだが
仕事って、やらないと終わらないんだよなあ
でも
やれば、終わるんだなあ

今は喉元を過ぎつつある熱さの名残を噛みしめている。


いつも
少しでも新しいものを創りたいし
過去よりはちょっとでもいいものを作りたい。
それが「できているかどうか」は自信がないんだけど
でも、そのために苦しむのは
本質的には、悪いことではないだろうと思っているし
(遅れるのは悪いことでしかないんだが)
なにより
そういう機会をもらえていることが
ほんとうに有り難い。


皆様
どうぞお楽しみに!