石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

石巻に行ってきた。その2


(その1)のつづき。


閖上を後にして、石巻へ。
折しも金曜日、ホテルにつくとすぐマシンを出し、
週報を更新した。
そして、20時半過ぎていたが、町に出た。


というのも
石巻に行くのだ、と言ったらば
くるりの岸田さん
・お寿司を食べること
・かめ七呉服店のご夫婦と話すこと
をプッシュしてくれたのである。


そういえば
これだけ何度も石巻にきていながら
真正面から寿司に取り組んだことはなかった。
(居酒屋さんに入ったことはあったけど)。
そして
いつも商店街のお店の前などで出店させていただくのだが
そのお店の方とお話ししたりすることも、あまりなかったのだった。


これはイカン
と思った。
こんなに何にも交流しないでどうする。


そこで
私は夜の石巻に繰り出し(?)て
来るときに見かけたお寿司屋さんに
勇を鼓して(?)入ったのだった。


富貴寿司さん。
http://r.gnavi.co.jp/s8n07dt00000/

先客がいたが私と入れ違いに出てしまったので
一人でお寿司を頂いた。
おいしかった!!
ご主人と奥さんがずっと話し相手になってくれて
お二人とも話し上手で
本を出したりする間もなかった。


あまりたべものの出てこないこのブログだが
今回は堂々とのせられる(ちょっとうれしい


食べた直後も
盛り上がって写真入りツイートしたら
みんな「いいね!」してくれて
なんかうれしかった(えへ



そして
翌日。
今までで最高ではないかと思うほどの爽やかなお天気で、
過去最高とおぼしき人出だった。
朝、新潟から来てくださった山口夫妻と合流し
かめ七呉服店へ。
作務衣を着たお店の方とおぼしき男性が
什器など「これも使っていいよ」などと
古本市のスタッフにフットワークよく案内している。
これが「面白い」という噂(?)の、呉服店のご主人であろうか・・・
と思ったら、そうだった。


持っていった80冊強の本は
思い切って大量に持参したつもりだったのだが
2時間ほどでほとんど捌けてしまった。
例年なら、ここからけっこう手持ちぶさたになってしまうのだが
今年は違った。
断続的に、ほとんどいつも誰かお客様が来てくれて
サインしたり、おしゃべりしたりしつづけていた。



京都音楽博覧会に、かめ七呉服店さんが出店したとき、
売り子を手伝った
という女性がいらしてくださった。
「私もそこにいました!」
というので
俄然盛り上がった。

彼女が私を、呉服店のご主人と奥様に紹介してくれて
そのおかげで、くるりつながりで、
少しお話しすることが出来た。
岸田さんが「話せるといいですね」と言ってた意味がわかった。
すこしだけだったけど、お話しできて本当に良かった。

お店の奥には、
an・anやnonnoの創刊号など、貴重なコレクションが置かれている、
ライブラリのようなスペースがあった。
なんでそんなものがあるのか、たずねると
ご主人が趣味で、リアルタイムで購入していたモノだという。
呉服屋さんだから、ファッションに関心があるのは当然か
とも思ったが
もう少しつっこんだ話をききたかった。
コレクションは公開されていて、誰でも見ることができる。
少し見せて頂いたが、
表紙のデザインなど、めちゃくちゃかっこよくて
大興奮した。
もっとじっくり見に来たい
と思った。
ご主人が「見ていると、時間を忘れますよ」とおっしゃったが
ほんとにそうだ。
以下にくわしい紹介記事がある(ananの表紙の写真アリ)。

News 石巻に「コミかめ」がオープン|宮城県 石巻市|「Webマガジン コロカル」
http://colocal.jp/topics/think-japan/tohoku2020/20120419_6508.html


2年前にこの一箱古本市で隣り合わせになったお店を手伝っていた
イラストレーターの佐藤ジュンコさん
変わらぬタンポポのような笑顔で、お店に来てくれた。

2年前、佐藤さんが手伝っていた「ションボリーブックス」は
今回も出店しているはずだ。
小学生の男の子も一緒に出ていたよな・・・と思い
「あの子また来てますか?」
と言ったら
来てます来てます、とのこと。
しばらくしたら、お父さんと一緒に、顔を見せてくれた。
とても大きくなっていた。
落語で、しばらく奉公に出ていて会わなかった近所の子が帰ってくるというので、
その父親
「大きくなったでしょうね!」
と言ったら
「小さくなったら困りますからね」
と返ってきた、というくだりがある通り
子どもは数年見なければ大きくなるのが当たり前なのだが
やっぱり、大きくなっているのをみると
感動する。


彼は
以前はパラパラマンガを作って10円で売っていたが
今年は、自作のおみくじを10円で売っていた(商売敵



一枚引いたら

(しわしわなのは、おみくじ風に折ってみようとしたため)


・・・・辛い(涙


秋にビッグプロジェクト(?)を控えている身としては
かなり堪える結果である。


しかし
「吉」
とあるし
千円で済むなら大丈夫だろう・・・・

つい、少年に
「千円で済むんだよね!?」
と大人げなく何度も確認したら
お父さんが
「この人、勘違いして今、千円払いそう」
と思ったのか
「いいです!いいです!」

引きずるようにして息子を連れて去っていった。


すみませんでした(反省


あとで
おみくじの10円も払いそびれたことに気づいた。


思いがけないおみくじに軽いショックを受けつつ、
かめ七呉服店さんに入ると
なんと!!



こんなものが売られてるではないか!

強運『かめタオル』


これだ!!!!!!


迷わず
「金運」の黄色を手に取り
・・・・
結局全部買った(爆



たのんだぜ
かめタオル!!!!



隣の出店者さんから購入した戦利品。


バッジ。かわいい。


津軽弁とおなじのもけっこうあって、わかる。
音が頭の中にちゃんと再生される。
「いいふりこぐ」「うそこぐ」などの「こぐ」という表現と
大根などをほりとるときの「大根ごぐ」というような「こぐ」は
発音も微妙に違う、べつのことばだ、という記事が興味深かった。
また、
発音をそのまま文字にすると「ぐ」なのだが
頭の中では「く」というふうに、濁りのない形で捉えていた
ということもわかった。
訛りの音と、文字には、よくそういう「変換」が起こっている。
たとえば「エンピツ」を「インペツ」と発音していても
発音した人も、聞き手も、頭の中に生起する文字は、
「えんぴつ」なのである。
けっして「いんぺつ」という文字では捉えていないのだ。
かといって、「え」を「イ」だと思っているわけでもない。
これはよくかんがえると
けっこう不思議な、おもしろいことだなとおもった。





石巻で活動している、イラストレーターの宮本悠合さんが来てくださった。
http://realvoiceradio.com/archive/2014/06/realvoice-2014618.php

石巻の商店街のシャッターに、絵を描いている、と教えてくれた。

かわいい・・・・!



お客さんに教えて頂いた
石巻おみやげ100選」
http://bonipin.com/omiyage/
壮観。


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帰りに、のせてもらった車の中で
やまちゃんが、風景がずいぶん変わってきた、と言った。
閖上での衝撃が、胸に蘇った。
市立病院が完成に近づきつつある、と
何人かの方が話していた。
http://ishinomaki-city-hospital.jp/shintyoku.html
以前の場所ではなく、
駅のすぐ近くに建てられる、とのことだった。
その病院に戻る予定の看護師さんから、お手紙を頂いたりもした。


「場所」は
普段、認識しているよりずっと
いろいろなものでできている。


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訪ねてくださった皆様、
スタッフの皆様、
出店者の皆様、
ほんとにありがとうございました!