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石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

身体の要求


道を歩いていたら
前から来た自転車に乗った若者が
スマホを片手にしていたので
ちょっといらっとした。


私は以前
したたか自転車にひかれたことがあるので
無灯火やスマホ片手運転を目にすると
反射的に恐怖を感じる。



すいた道をとろとろ走っているのはわかるが
あぶないじゃないか(ピリピリ
と思いつつ
近づいてくる彼の手元をよく見ると
それは


スマホではなく
かじりかけのパンだった。



そうか
パンたべてるのか・・・・



なぜか
やさしいきもちになった。




いや
危ないのにかわりはないのだ。
ケシカランはケシカランのだ。


しかし
スマホじゃなくパンだった
という光景を見て
論理ではなく
あくまで「感情」が
トゲトゲから凪ぎへと変わるのは
われながらみょうなものである。



空腹とか
眠気とか
尿意とか
そういう、
人間がもともと内蔵しているごくごく原始的な要求に
他者が素朴にこたえている姿に対して
社会的存在である私たちの心は
優しく共感せざるをえないようにできている
ということなのかもしれない。


あるいは
スマホは見るものだけど
パンは食うものだから
自転車を運転するうえでの支障がちょっとだけ少ない
と直観しただけのことなのかもしれない。
パンをみつめながら食うやつはいない。
進行方向を見たままで
パンは食える。
それに
たべかけのパンなら
スマホよりは、
いざというとき、比較的気軽に放り出せる


・・・か・・
な・・・・・?・・・


人によるかもしれない(ふ



いや
パンならOK
という意味ではありません(あしからず

      • -


昨日
鴨川沿いにあるミシマ社さんにお邪魔したのだが
打ち合わせ終了が18時ちょっと前でまだ明るく
帰り道に
予期せぬ妨害にあった。


蚊柱である。


正直、あんなに濃い蚊柱は初めて見た(涙
車道越しに、霧みたいにもわもわと見えるのだからすごい。
春だ!春だぜ!!生まれたぜ!!!!
いええええええええええ!!!!
みたいな
おまつりさわぎのテンションなのだろう。
きもちはわからないでもないが
ちょうど目の高さくらいに蚊柱の弾幕がはられたようになり
とてもその向こうに行ける気がしない。


しばらくルートを模索したが
蚊柱エリアを突破せずに帰るのが不可能だということがわかったので
しょうがないから突入したのだったが
頭を覆うばかりの蚊柱にぶつかりそうになると
どうしてもよけてしまうので
すごくイレギュラーな歩き方になって
危なかった。
自転車がガンガン行き来する歩道を
歩行者が唐突に右にヨレたり、左にヨレたりするのだから
いかにもキケンである。
自転車も蚊柱から逃れられるわけではないので
突然ジグザグに走ったりする人もいて


これは
蚊柱で
死人が出るのでは・・・・


と思った。



春の道は
危ない。