石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

無自覚なきらきらの。


くるりの新しいアルバム「THE PIER」を聴いている。
http://www.quruli.net/special/thepier/
なんかすごくなつかしい!
というのは
音楽のナカミが懐かしい、というんじゃなくて
中学生から高校生にかけて、
友達経由で「布教」されたり、自分で雑誌を見てCDを借りたりして
たくさんの音楽に「初めて出会う」体験をしたわけなのだが
あの「初めて出会う」ときの、
自覚はしていなかったけど今にして思えば
「ものすごくきらきらした興奮状態」
というのが
勃然と蘇ってきて
懐かしかったのだ。
あの頃の
何を聴いてもそのジャンル自体に新しく出会っている感じ、
世界そのものに新しく出会っている感じ
思いきり背伸びをして力みなぎるものに触れている感じが。
あの興奮が勃然と。


そうだ
勃然と
というのがすごくぴったりくる(自賛
青々しい!(どんなだ

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何かを好きになる
ということが
大人になるとすごく難しくなる。
中学生から高校生くらいの頃は
すごく敏感に、そして簡単にいろんなものを好きになっていた。
好きになるというか、ほとんど、恋に落ちる、という勢いだった。



何かを「好きだ」ということは
大人になって社会に出る上で
人と話すときにも
原稿を書くときにも
ほんとうに大事な、一番の武器になることなんだ、と
気づいた今ではもう
あんなにすぐにいろんなものに恋に落ちることはできなくなっているのだった。


それでも、意識を集中すると
「好きなもの」に出会っていることに気がつく
ということはできるようだ

最近気がついた。


大人になって
ちょっと反応は鈍くなっても
音楽や本や絵画や場所やお店や、そのほかたくさんのものに
「恋に落ちる」ことは不可能ではないのだ。
集中力にスイッチを入れ
「わかったような気になる」ことを頭から排除する、
少々の気合いを入れさえすれば。



こんなふうに
あの頃ほどの熱量じゃなくても
「勃然と興奮」できるのは
まだ枯れ果ててはいないなにかがあるからなんだろう。