石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

石巻に行ってきた。


26日、石巻一箱古本市に行ってきた。
公式サイト↓
http://bookishinomaki.com



今回はちょっとした弾丸ツアーだ。
前日の夜に石巻入りし、宿に荷物をおろすと、
どうしてもビールが飲みたくて
近くの居酒屋さんに入った。
あやしい女がひとりで入ってきたためか、
ちょっと怪訝な顔をされたが
カウンターに通して頂いた。


お店のご主人や常連さんのやりとりを聞くともなく聞いていたら
もともとは女川でお店をやっていらしたのが、
震災ですべて流されてしまい、
今、石巻でこのお店を再開して2年ほどになる、ということだった。
隣に座ったお客さんが
iPad的なアレで、
このあたりがどんなふうに水に浸かったかを
地図や写真で見せてくださった。


何も尋ねなくても
自然に震災のことが話題になる。
「全部流されてしまって、お店に一千万くらい貯金あったのに、惜しかった!」
とのジョークに、みんなが笑った。
あかるい笑いがある。
笑いの向こう側にいつも
深い悲しみの気配がある。


東京でも、関西でも
震災からはすでに
3年以上が経っている。
でも、ここではまだ
1年くらいしか経っていない感じがする。


カウンターの上に積まれたオレンジ色のホヤ、
さっきまで生きていたホタテのお刺身。
ホタテは女川近くの磯でご主人がとってきたものだという。
入り組んだ海岸線をつたう道のアスファルトは震災でうしなわれ
今も、荒っぽい砂利道のままだ。

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この土日は石巻市内でいろんなイベントが催されていて
その1つがこの一箱古本市だった。
私は一昨年から2回目の参加だ。
新潟から山口達己・満喜子夫妻が応援に駆けつけてくださって合流、
「いつものメンバー」に(感謝(涙

カフェyuugenさんの前が割り当てられた「出張筋トレ」。
10時集合、せっせと設営して、
11時にはこんな感じ。


今回の箱は、長年使っている相棒のスーツケースである。


スタート前から早くも数人のお客様が来てくださっていて、
開始と同時にばーっと本を手にとって頂いた。
自分の著作も、
「星占い教室のノート」「月のとびら」
「星なしで、ラブレターを。」「夢を読む」など、
複数冊ずつ、結構持ってきていたのだが
あっというまにお買い上げ頂いて、
昼過ぎには完売となった。(ありがとうございました!!!


仙台や山形、果てには関東地方からも(!!)
何時間もかけて来てくださった方もいらして、
本当にありがたく、楽しかった。
石巻一箱古本市は、前回もそうだったのだが
ゆったりのんびりしていて、
お喋りしながら本を売れる。
前回、被災直後の写真を集めたアルバムを見せてくださった方も、
また、いらしてくださった。
再会できたことが、本当に嬉しかった。


となりの「ションボリBOOKS&CO」さんには
店主さんの息子さん(小学生)がずっと店番をしていて
かわいかった。
挨拶がすごくちゃんとしているのにはおどろいた。
あの佐藤純子さん
ションボリBOOKS&COさんの助っ人に来ていて
最後にご挨拶できて、光栄であった。
火星の庭」の前野さんもお客さんとしていらしていて、
再会できて、うれしかった。



総売上はやまちゃんのポストカードやフォトブックとあわせて、
しめて36950円。
前回同様、全額石巻市に寄付させて頂くことにした。


今回は、夕方の便で帰らなければならなかったので、
授賞式と懇親会は、参加できなかった。
前回同様「石井ゆかり賞」を用意したのだが
今回はちょっと、笑いに走ってしまった。。
錠剤「オモシロクナール」「シアワセニナール」

セットで。
http://item.rakuten.co.jp/candytower/zk69990/


なにやってんだ、おれ。(受賞された方、すみません。。。。--;)


受賞された方の反応が
気になるところである。


>>さっきたんじさんから、石井ゆかり賞はションボリBOOKS&COさんだと教えて頂いた。
石井ゆかり賞は「一番冊数を売った方」という設定なのだ……
お隣にいたとは!!因縁!(?)
もとい、さすがとしか言いようがありません、おめでとうございます!!!!
わたしも1冊買ったので、私のお陰でもありますが(爆
でも、私のところからも一冊お買い上げ頂いたのでお互い様です。
もとい、なんか仁義を切りあっているようで楽しかったです(笑
ションボリBOOKS&COさんありがとうございました!


そしてなにより、
いらしてくださった皆様、本当にありがとうございました!
石巻、またおじゃまします!!




以下、来てくださった方のブログ!

http://ameblo.jp/rose-happykey/entry-11900355336.html
http://ryokosomething.seesaa.net/article/402650119.html


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16時、古本市が終わると早々に撤収、
石巻から仙台空港まで
山口夫妻に甘えて、車で送って頂いた。


途中、名取で高速を降りて
やまちゃんが閖上に向かってくれた。


道の途中に「閖上さいかい市場」のポスターが貼られていた。
http://natori.in-shoko.com/saikai_ichiba/



日和山へ。


頂上には、立派なお社が建っていた。
閖上で被災された大工さんが、
所蔵していたお社を見つけ出し、工具も探し出して
きれいになおして、去年の5月にここに建てられたらしい。

逆光。

いつもの角度から。(前回

土地に、ひまわりなど、花を植えているのが見えた。


日和山のすぐ下に、こんな建物も。




こ、これは、、、(汗



来るたびに少しずつ、変化している。
空港に向かう道沿いに、田んぼが青く揺れていた。

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ここへくるたびに、
誰も何も言わないのに
悲しみが押し寄せてくる気がする。
同時に
何度もこうして足を運んでいるけど、まるで
なにもできないんだなあ
ということを確かめるために来ているようだ、と思う。



帰りの飛行機の中から下を見ると
花火大会がちらちらと見えた。
豆粒のような花火が
あちこちに上がっていた。
日本中で花火をしているのだ。


花火は「鎮魂」の意味を持たされる。
墓に花を手向けるように
私たちは空に向かって、花火を上げているのだろうか。
花火を地上で見ると、
大きくて、高くて、
本当に天まで届くような気がする。
でも、こうして天空を飛びながら見下ろすと
その祈りは、あまりにささやかで、
哀しいくらい、地上のものだ。



それでも私たちは祈りを捧げ、天に届けと火花をうちあげつづけるのだろう。