石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

一番低いハードル


いちばん最初が
肝心なのだ。


いちばん最初にやりとりするときに
相手の気持ちを慮って
好きでもないものを「好き」とか
苦手なものを「平気」とか
そんなふうに伝わってしまうと
あとでひっくりかえすのは
至難の業だ。
罪悪感や怒りを感じさせずに
「ほんとうはそれはいやだった」
ということを伝えるのは
ほぼ、不可能だ。


あとで「本当はそれは好きじゃなかった」と言うのに比べて
最初に「それは好きじゃない」と言うのは
ずっと低いハードルなのだ。
たぶん、一番はじめが、一番低いのだ。
でも、それが、わからない。
飛び越さないままにしてしまう。


いちばん最初に「好きじゃない」と言っておいて
あとから「なんだか好きになってきた」というのは
アリなのだ。
でも私たちは、いちばん最初のいちばん低いハードルを
なぜか、見逃して、越えずに居てしまう。
そうするとどんどんハードルは高くなり
下手をすると
いつしか
高い高い壁のようになってしまう、こともある。


場合によっては
へんくつだったり
狭量だったりするのは
だいじなことなのだ。
「失礼」「不謹慎」に惑わされて
最終的に「不誠実」になってしまう、
そういうことが
ありうるのだ。



相手が何を喜ぶか
そんなことは、本当には、だれもわからない。
相手が好きで大切であればあるほど
相手の喜ぶことや、相手の心にかなうことをしてあげたいはずなのに
相手の優しさや心遣いによって
そうではない道筋を歩まされてしまうこともある。


私たちの多くは、そんなふうに、弱い。
誠実とか、愛とかは
ほんとうに、むずかしい。



「いちばん最初」を丁寧にやるのは
これまた、たいへんだ。
いちばん最初は
いちばん緊張しているし
いちばん良い印象を与えたい。
だから
低いハードルが何倍にも高く感じられる。




でも
ほんとは
いちばん最初こそ
もっと丁寧に
もっと慎重に
もっと真面目に
もっと誠実に、正直に、愛情深くやらなければならないのだ。



以上
40代を目前にして
はたと気がついたので
メモしておく。