石井ゆかり@筋トレのブログです。
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「会う」こと。



桜と柳。

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闇鍋インタビュー・篠原さん、完結です。
http://www.mishimaga.com/yaminabe/010.html
http://www.mishimaga.com/yaminabe/011.html



篠原さんとお話ししてから、
「人と会う」ってどういうことなんだろう、って
よく、考えるようになりました。
取引をするとか、お金をもらうとかでなく、
何かを教えてもらうとかでもなく、性交するでもなく、
つまり、利益や快楽みたいな「報酬」があるわけでないのに
「会う」っていうのは、
一体、どういうことなんだろう、と思うのです。


文化にも寄りますが、日本人はたいてい、
相手の身体に触ることなく「会う」ことになります。
そこでは、見ること、聞くこと、匂いを嗅ぐこと、
くらいの接触があるだけで、
今ではスカイプとか、顔を見ながら話すだけなら
直接「会う」ことは、特に必要なかったりします。


篠原さんは何度か
「その人に会いたくて、会いに行った」
という言い方をしました。
篠原さんが行き着いた「合気道」では、
ものすごくたくさんの人に会っているはずです。


「会いたい」という気持ちは一体、なんなのか。
私の中にも多分、そういう気持ちは
あることはあるんだろうと思います。
しかし
それっていったいなんなのだ
どういうことなんだ
と考えると
迷宮に入っていく感じがします。


「禅語」を書いていたときに
「一人でできる修行が禅で、
一人ではできない、出会わなければできない修行が茶(茶道)だ」
というような文章を読みました。
一人ではできない、
他者と相対したときだけできる修行。
そんなものがあるのか、と驚きました。


私たちのからだには、生まれた時から
「他者」との接触を前提とした器官がそなわっています。

ですが生殖ということ以上に
どうにも「他者」がいなければ成り立たないこと、というのが
ごく基本的なところで、あるのかもしれません。


「会う」は、そこになんにもないようで、
でも、ものすごく大変なことのようです。
なぜそうなのか、よくわからないんですが
私は、これをずっと、謎のまま、
「謎だ謎だ」と
不思議がってこだわっていくんだろうなと思ったりしました。