石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

東京、17日と18日。


一昨日から東京出張で、
渋谷でcocoloni PROLOの、40名さまのレクチャー、
http://cocoloni.jp/culture/18298/
tokyoFMの「東京まちかど天文台」に生出演、
http://www.tfm.co.jp/hoshi/
メルマガ夜間飛行さん主催の、鏡リュウジさんとのトークイベント、
http://yakan-hiko.com/kagami.html
と三本続けてしゃべるお仕事をした。




cocoloni PROLOのイベントはちょっと久しぶり感のある「出生図」を読む企画で、
2時間の長丁場。
大丈夫かなあと思ったのだが、寝てしまう方もなく(笑
すごく熱心に聞いていただいて、うれしかった。


出生図、ネータルチャートを読むのが
私は、星占いで一番おもしろいところだと思っている。
星占いをやろうとしたとき、たいていはそこから入るものだろう。
自分が「持って生まれたもの」が書いてある図なんて、
おもしろすぎる。
でも、これに含まれている情報量は膨大で、
私自身、本を片手に読もうと試みることを数年もやって
ようやく、今の状態になったようなことなのである。
私は決して物覚えの良いほうではないが、
自分が数年もかけてようやくわかりかけたということを
部分的にではあるにせよ
2時間くらいであらかたしゃべろうというのだから
かなり暴挙なのである。
どう話したらわかりやすいのかなあ・・・と
いまでもちょっと悩みながらやっている。


今回は、何度か試みてきた「具体例」、
宮崎駿作品と手塚治虫作品、そして2人のホロスコープ
というお題を、すこし濃いめにしゃべってみたのだが
それを聞いて、星を読むということがどういうことか、そのイメージがわいた、
という方が何人かいらっしゃって、
これは、うれしかった。


具体例というのはしかし、
なかなかむずかしいのだ。
プライバシーの問題もあるから完全な具体的な例は出せないし、
有名人の方の情報を使うにしても
その人の「実像」はわからない場合が多い。
さらに、有名人といっても
本当に誰でも知っている人
っていうのは、なかなかいないものである。
私のイベントは参加者様の年齢層が幅広く、
現代では特に「誰でも知っていること」というのがほんとに少ない。
なので、今回挙げた例も、「???」だった方もいるかもしれない。。


とはいえ、やはり抽象的な説明より
現実と結びつけた例を挙げることは、
すごく「入る」んだなあ、と思った。
星占いに関する幻想を壊したり、逆に星占いの奥行きに気づいていただいたりするのには
ホロスコープの上に浮かび上がるリアル、みたいなものを
私ももっと、追求していかなきゃいけないなあ、と思った。



実は今回、準備段階でちょっとしたミスがあったのだが
担当者の方が最後に「なんで私はこういうミスをするんでしょう」と、
自分のホロスコープを持ってきた。
見ると、蟹座-山羊座ラインに、非常に慎重な形があるのに、
獅子座、双子座のあたりに、楽観的でパンチのきいた、
おおらかな形ができていた。
「ふだん慎重で、ちゃんと守りながらやっているのに、
表現しようとか、何かを発信しようとか思った時に
たぶん大丈夫だろうな!という楽観をしがちかも」
と言ったら
それをわきできいていたもう一人の担当者さんが
「あ、口癖ですよね、『大丈夫だよね!』っていうの」
と突っ込んでいた(笑


でも、この華やかで明るい、サービス精神旺盛な、意欲にあふれる形を、
慎重さや臆病さで閉じ込めてしまうのは
もったいないなあとおもった。
確かに、楽観によるミスは出るかもしれないけど
いいところというのは、そういう「枝葉」も出るものなのだ。
やってしまったことは、繰り返さないようにすればいい、っていうだけなんだよな、
と、思った。



人の中にある様々に矛盾する面を、
ホロスコープは描き出してくれる。
もちろんこれが当たるものなのかどうか私にはわからないし
証明されたこともまだ、ないわけなのだが
ホロスコープのなかに「人」のさまざまな複雑さを映し見ることができたとき
なんとなく、うれしくなるのは、不思議だ。


      • -


そして、昨日。


まずラジオの生放送。
私は、生放送は初めてなのである。
厳密には、J-WAVEに電話出演したことがあるのだが
それはほんとに一瞬のことだった。
ラジオ出演自体は何度か経験があるのだが、
生ではないので、編集したりやり直したりができた。
しかし今回は、スタジオで、
パーソナリティの篠原ともえさんと差し向かいだ。
あの、分単位秒単位の世界でどうして言葉をおさめられるのか
私にはよくわからない。
原稿の文字数を合わせるのとは全く違う。
私は星占いで「時間」のことをよく書くわけだが
分単位、秒単位の時間を人間が体でどう感じていて、
それをどうコントロールできるのか、本当に謎だ。


もともと、しゃべること自体に自信がないこともあって
ずっと生放送はお断りしていたのだが
今回は少々事情が違った。


実は2か月くらい前、
ウェザーニュースという番組で
私の本が紹介されている
ということを
ツイッターで、フォロワーの方に教えていただいたのだ。
youtubeに上がっていたので見てみると、
確かに、私の本を紹介していただいていた。
紹介してくださっていたのは
望遠鏡や双眼鏡などのメーカー、Vixenの社員の方だった。
なにをかくそう、私もビクセンの双眼鏡を使っている。
春先、パンスターズ彗星を目撃できたのはこれのおかげである。
ビクセンさまが私の本を!いえーい!
と喜んでその件をツイートしたら、
なんと!ツイッターでVixenの偉い方がそれを見てくださって
「Vixenプレゼンツのラジオ番組、東京まちかど天文台に出演しませんか」
ということになったのだった。


天野屋利兵衛は男でござる。
これは
生放送の封印を破るしかない。


と思った。
女だが。



地下鉄に乗って行ったわけだが
もうこの段階で
なんでやるっていっちゃったんだろ
自分のバカバカバカ
な気分。
変な汗はかくし、ふるえるし
盛大に大緊張大会となっていた。


どうにかスタジオにたどりつくと
篠原さんに紹介された。
私はど緊張のため若干失礼なほど無愛想な態度だったが
内心は
「生篠原ともえだーーーーーー!!!」

普通にミーハーにもりあがっていた。


篠原ともえさんは
美人でかわいくてあかるくて、ほんとうに親切であった。
そして
仕事はプロであった。


もとい。
「プロ」という言葉には、
計算しつくされてこなれている、熟練している
というイメージがある。
もっと言えば、
「プロ」という言葉の中には
「独創性」のイメージはあまり、含まれていない。


だが、篠原さんの「プロ」は、そういう
こなれた熟練の、たしかな技術がある
ということだけではなかった。
ラジオの彼女の声は、一度是非聞いてみていただきたいのだが
本当に落ち着いていて、美しく、それ自体が音楽のようなのだ。
そこには「演じる」ということが本来の意味で行われていた。
「演じる」というのは、
舞台の上で行われるのでない限り、
「うそっこ」である。
そうではなく、
彼女は、ラジオ番組という舞台の上で
クリエイティブな意味で「演じて」いた。
つまり、一人の表現者としてそこにいるのだった。
彼女の力で、
そこにひとつの、そこにしか現出しない世界が作られていた。
これが彼女の「仕事」なんだなあ、と思った。
表現者としての仕事。


私はそれを
目の前で、生で見たり聞いたりできるという
ものすごく贅沢な場所にいたわけなのだった。


来る前は緊張のあまり「引き受けるんじゃなかった」と後悔していたが
彼女に会えて、「やらせていただいてよかった!!!」と思った。
あと、偶然、フィガロで私の担当をしてくださっている青木さんと
篠原さんが懇意だったということがあって
話題がちょっとあってよかった。
青木さんありがとう(涙


この出演のきっかけをくれた、
本を紹介してくださった神山さんも来てくださっていた。
なぜか、アウェイ感がうすらいで、ありがたかった。
終わった後は緊張の糸が切れて、
彼女に、友達にしゃべるみたいに
「うわー、緊張したよー、うわー」
となってしまい申し訳なかった(汗
神山さん、ありがとうございました^^)


スタジオにおいてあった望遠鏡を見て
ちょっとほしくなった(が、使いこなせるのかどうか・・・--;


      • -


そのあと、すぐに移動して
鏡リュウジさんとのトークイベントへ。


移動中にふと
「きょうは、なんだか
顔の小さい方とばかり仕事をしている。。。。」

ちょっとブルーになった(爆



お客様はべつに
おれのかおをみにきてるわけじゃないやい

気持ちを切り替えた(ふりをした


満員御礼、
メルマガ夜間飛行
http://yakan-hiko.com/kagami.html
の企画イベントである。
テーマは「彗星と来年の星」。
鏡さんが古い文献などを例示してくださり、
とても面白かった。


一時間半、みっしりの内容で、
これはメルマガでも順次掲載予定とのことなので、
ご興味の向きはぜひ、
http://yakan-hiko.com/kagami.html
こちらを。


中でも面白かったことを少しチラ見いただくと、
こんなお話があった。


惑星の動きは計算できて、
ずっと先までその位置を見通すことができる。
ゆえに、
もし、星で世界や未来を読み取れるものならば、
それが遠い未来まで規則的に計算しつくせるということになる。
つまり、未来は動かし難く決まってしまっていて
極論すれば脱線の余地がない、ということになってしまう。


しかし。
彗星はそこに、突然現れる。
彗星は、いつ来るかわからない。
そして、ひとつひとつ、形も色も違う。
これは、星で読む未来にも、
「予測しがたいこと」が起こる
ということではないのか。
未来は決して完全に決定しいるわけではない、という、
そのことを示すファクターの1つが、彗星なのではないか。


このお話を聞きながら、
私は、最近こんなことを考えたことを思い出した。


彗星は古来、その姿の不可解さから、
こわいわるいもの
わざわいのもの
まがまがしいもの
と、解釈されてきた。
でも、現代的にはまたべつの、
様々な解釈がされているらしい。
それもそのはず、
古い昔には、彗星を見ても
「それがなんでできていて、どういうものなのか」
ということが
まったくわからなかったのだ。
わからないものは
こわい。
恐れるしかない。
でも、現代に生きる私たちは
少なくとも古代の人々よりは
あれがなんであるか
ということを、わずかに知っている。
星占いの世界では
「それが意識に上っているかどうか」
ということを重視する考え方がある。
私たちが天体を科学的に知ったということが
星占いというイマジネーションの世界にも
ちゃんと、結びついていくのだ。


イベント終了後、
サイン会のようになった。
今日が初めてという方もたくさんいらっしゃって、うれしかったし、
何度も足を運んでくださっている方にも何人か、お目にかかれて
これもうれしかった。


皆さんの目が星みたいにきらきらしている、と思った。
星占いの世界では、
星は私たちの中にあるのだ、と思った。

中とか、外とか、そういう枠組みの世界から自由になったところで
私たちは星とあそびたわむれていたんじゃないかな
と思った。


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参加してくださった皆様、
スタッフの皆様、
ツイッターで反応してくださった皆様、
ほんとにありがとうございました!!



今日は紀伊国屋さんと伊勢丹さんで2回!
行ってきます!