石井ゆかり@筋トレのブログです。
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胎内


先週、東京と新潟に出張してきた。
帰り、飛行機まで少し時間があったので
新潟の山口夫妻に「胎内」というところまで連れて行っていただいた。
起伏のある渓谷に沿った胎内の田園風景は、まだ雪をかぶっていたが、
そこここから雪解け水が勢いよく流れ出していた。
土を触る手で丁寧に作り込んだ風景、という感じで、とてもきれいだった。


実は、この前夜、北書店さんでご馳走になった「胎内ワイン」が予想外においしく、
動機の半分はその調達であった(爆
ワインを買ってお茶を飲もうと入ったロイヤル胎内パークホテル内には
「つるし雛」がかざられていた。


http://www.royal-tainai.jp/blog/?p=498


ホテルのサイトを見ると、
1966-67年の胎内川の氾濫のあとに、この建物が作られたのだそうだ。
この氾濫では、大変な被害があり、32人の方が亡くなったらしい。
その後、ダムが建設された。




少し検索したら、ふしぎな石を紹介してあるページを見つけた。
「童女石」。
http://kanna-h.sakura.ne.jp/fan/spot_map/niigata/doujyo/doujyo.html
なるほど、女の子の顔に見える。
あの美しい田園風景の向こうには、
幾多の悲しみや苦しみの記憶があったのだった。



この日は曇っていて見えなかったのだが
やまちゃんはしきりに
「あの向こうに見える山の景色がとてもきれいなんです」
と残念がっていた。


後で、やまちゃんから送ってもらった写真。



川沿いにはずっと桜が植わっていた。
いまはまだ、蕾が膨らんだ状態で
うぶ毛のようにふんわりと、灰色にけぶっていたが
もう少ししたら、白い雲のように咲くだろう。


悲しみと、願いとのあいだで
せっせと手を動かして生きている。
私たちはそういう生き物なんだろうか。