石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

語尾。


このところ更新してなくて
ご心配くださったみなさま、ありがとうございます。
PMSから鼻風邪に移行して
微熱がずーっと続いていたのですが
やっと持ち直してきました。
今週末の大阪では
一暴れ…じゃない、ばりっとがんばれそうです。押忍。


      • -


こないだ、アノニマブックマーケットで
ラス1だったこの雑誌
http://hugemagazine.jp/backnumber/2012/no99/index.html
を、出張北書店さんで購入したのだが
この中に、北書店の佐藤さんのインタビューがどかーんとあって
それをその場でぱらぱら読んで


「佐藤さんのインタビューっていっつも、
なんかこう、口調が…えらそうですよね」



つい
口から出てしまった(大失礼大会)


すると佐藤さんは


「そうなんだよねー、なんかそうなるんだよね」


というので


「ゲラ、チェックしてますよね、直さないんですか」


と聞いたらば


「すごい直したんだよそれ、何回もやりとりして」


といわれた。


佐藤さんいわく
編集者や記者の人がせっかく遠くから来て、
半日以上もつかって取材したり自分の話を聞いたりしてくれるのに、
そこで
「こうしております」「こう思います」
とか、距離をつくって喋るのは、むしろ失礼なような気がする、というのだった。
あくまでざっくばらんな口調で、心から本当のことを語るのが、
佐藤さんとしての「おもてなし」なのだ、というのだった。


佐藤さんへのインタビューは、こんな感じだ。
http://www.mishimaga.com/hon-asobi/006.html


実際に会ったところの佐藤さんは、ちっともえらそうではない。
えらそうどころか、なにかこう、自分の懐に人を容れてしまうみたいなところがある。
でも、口調はこんな感じである。
どうも、同じ「言葉」でも、
話し言葉で聞くのと、
紙(文章)にするのとで、
えらく印象が変わるのだ。


もとい
これが「おもてなし」だ
というセリフに
感銘を受けた。


自分をよく見せようとか、取り繕おうとか
そういうことではなくて
来てくれた相手に、胸襟を開くことを第一にしたい
というこの人は
えらいひとだとおもった。



で。
私自身、畏れ多いことに
最近ぽつぽつとインタビューを受けることがある。
編集者さんやライターさんを前に小一時間しゃべって
それが、しばらくして、記事になって上がってきたのをチェックする。
すると、
自分が思いがけず
「…なんですよね」
という語尾を多用していることに気づかされた。
最初は、書き手がわざとそういう感じにしているのかなと思ったのだが
どのインタビュー記事を見てもなんとなくそうなので
たぶん私がそう言っているのであろう。


私は、いわゆる
「語尾あげ」
が、あまり好きではない。
相手に同意を求める感じがなんとなく、落ち着かないのである。
だから
それはしない、と、心に決めていた。


しかし
「…なんですよね」の「ね」は
けっこう
…同意を求める表現だ。


。。。。。。だめじゃんおれ   orz


日ごろ、「自分はこれだけはしない」とか思っていることを
けっこう無意識にやっていたということを
突然、自覚する。
これほどぐっさりくることはない
ような気がする。


自分がどういう話し方をしているか、とか
自分がどういう印象を相手に与えているか、とかは
なかなか
わかんないものなのである。


では
「自分が喋ったのをテープにとってそれを聴き直してしゃべり方を矯正する」
とか、努力をすればいいようなものだが
そも
自分の話をテープにとって聞く
ことが
体重計に乗る
くらい
いやな、つらい、かなしいことなのである。


こういうことを乗り越えた人だけが
プロフェッショナルになっていくのであろう。


まあとりあえず
自覚しただけ
良しとしよう(前向き