石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

アドボ。


私は、料理は「得意」ではない。
一応、日常生活に困らないくらいにはできるが
凝ることもなく、グルメというところもなく、なので、
このブログにもあまり食べものは登場しない。
ずっとまえにいなり寿司を作った写真を載せたような気がするが
最近は、せいぜい、駅弁くらいである。


しかしごくマレに、
ある料理のレシピの迷宮にはまり込んで
短期間に頻繁にそれを作ることがある。


このほど、久々にそのうねりがきた。





「アドボ」である。




キッチンが暗いのと、2日目のアレであるので見てくれが非常によくないが
これがなんか
ウマイ。



アドボはフィリピン料理で、ネットで偶然そのレシピを見つけた。
なんでこれにはまったかというと、
そのレシピを最初に読んだときの衝撃に理由の7割がある。


・鶏肉(部位は何でもいい)
・ジャガイモ
・しょうゆ1/4カップ
・酢1/2カップ
・水1/4カップ
・にんにく 2、3かけ
ベイリーフローリエ) 2,3枚
・こしょう



作り方:
 肉と野菜を適当に切り、ニンニクは包丁の腹でつぶし、
 全部鍋にたたきこんで、中火で15分。


確かこんな感じだった。
ここだった。みつけた。


味は
酢と醤油。
ほぼそれのみなのである!
それも、酢のほうが多い!


思わずこれを見て
「大丈夫か、おい」
と軽くつっこんだ。



しかし
「御飯によくあう」
「酢の酸味はほとんど気にならない」
などというコメントが寄せられている。


私が知っている調味料の世界は
醤油と砂糖を等量、あとは酒と出汁でなんとかなる
である。
それが
酢と醤油、のみとは。
それが「御飯にあう」とは。。。。



私の料理観は打ち砕かれた(大袈裟)。


しかし、色々調べてみると
みりんをいれたり、酒を入れたり、砂糖を入れたり、
野菜も、玉葱やにんじんをくわえたり、
肉は焼き目を付けたり付けなかったり
人によってかなりレシピが違うようだった。


アドボはフィリピンの「家庭料理」の鉄板であり、
日本で言えば「にくじゃが」みたいなもので(まあにくじゃがなんだけど)
家庭によって作り方が千差万別なのだ、とあるサイトに書かれていた。


とはいえ
たくさんの「アドボレシピ」をネットサーフィン(死語)した結果
共通しているのは


・(なにかの)肉
・酢
・しょうゆ
ベイリーフ
・ニンニク


この5点。
つまりこの5つが、アドボの「イデア」なのだ。




最初に見た、最もシンプルなレシピで、作ってみた。
鶏の手羽元を使い、おそるおそる煮込んでみると
それは


額から汗が出るほど酸っぱかった(爆


不味くはない、というか、むしろばくばくばくばくいけるのであるが
やたら水を飲みたくなり、涙目になるほど酸っぱい。


原因と対策を考えたのだが


・普段、餃子のタレくらいにしか酢を使わないので、
 手持ちの酢がふるかった。それも、気合いの入った黒酢だった


・全部中火じゃなくて、最初は強火で煮立たせて
 酸っぱさを飛ばしてしまえばよいのではないか(イメージだが)


・酸っぱさに対抗するのは甘みだと聞くので
 ほんのわずかにでも甘いものを入れたらどうか


というようなところに着地した。

スーパーで「まろやかだ」と自己主張している酢を買ってきて、
先のレシピ通りの材料を鍋に投入し
さらに、ティースプーンの半分の半分ほど、気持ち、黒砂糖を入れてみた。
また、いつものクセで日本酒をだばっと投入した。
これを
強火で3分
中火で10分
弱火で10分。


・・・・なんということでしょう!
うまい!
うますぎる!
明日も食う!(→写真の1皿)


そして
短期間に
アドボ祭りが繰り返されたのだった。



テスト勉強をしなければならない時期に
やたらと掃除がしたくなった人は多いと思う。
ここ数週間
とある単行本の〆切に胃が痛み毛が抜ける思いをしていた私は
それとおなじモードになっていなかった
といえば
嘘になる。(←理由の残り3割



しかし
肉じゃがに比べて
油も入れないし
砂糖もほとんど入れてないし
なんか
ヘルシー。



なはずなのだが
マニラ行ったときは
ショッピングセンターのマネキンが6サイズくらいあって
そのMAXサイズのマネキンに唖然としたよな…


いや
フィリピンの人は
揚げ物も大好きだったじゃないか。
あのマネキンは揚げ物のためであろう。


…そういうことにしておこう。


そういえば過去にも、お酢にはまったことがあった。
揚州商人黒酢ラーメンだ。
詳細↓
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/mb/dly040820.html



お酢をたくさん摂取するとその直後
「なにかした」感じになる。
走ったり階段を駆け上がったりしたあと、
あるいは風呂上がりなど、
ああいった
「身体が何かを成し遂げた」
ような達成感がわいてくる。
辛いものを食べたときとはまた別の、
働いた感、さわやかな疲労感が身体の内側にわき上がるのだ。


お酢の「味」というのは
醤油や砂糖の「味」とは
ちょっと違う気がする。
砂糖や醤油は単に、口や鼻に感覚が生まれるだけだが、
お酢を摂取すると、身体が自動的に「リアクション」する。


お酢は
ひょっとすると
身体にとって、ちょっとしたスポーツなのではないか

最近
ひそかに疑っている。(←徹底的に運動不足の人の発想