石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

久々のイベント。


昨日は久しぶりに、人前でお話するイベントだった。
鏡リュウジさんのメルマガの派生企画で、
100人近くの方にお集まり頂いて、対談をした。
お客様に来て頂いて喋る、というのは
2月を最後に、一度もやっていなかったので
なんかドキドキした。





鏡さんとの対談はもう、何度もやらせていただいている。
私はもともと、人前で話すのが下手だし、
更に会話となるともういっぱいいっぱいになってしまうので
基本的に、あまり対談はお受けしないのだが、
鏡さんのイベントは、なにより私が勉強になるので
受講者の一人のつもりで(いちばんイイ席で!)
できるだけ参加させて頂いている。
日ごろ何度も語り、何度も考えている12星座や星々のイメージなのに
毎回、新しいアイデアを教わって帰ってくる。
ありがたいことである。


鏡さんは京都の方であり、
お客様は大阪の方なので(中には遠方からいらしてくださったかたもいた、感謝!)
私だけ関東弁でなんかアウェイだったのだが
実は
大阪ではカルチャーセンターさんなどでもっともたくさん、喋るお仕事をやらせて頂いているので、
心理的には一番「ホームグラウンド」的な感じだったりする。
今回も、たくさん頷いたり笑ったりして頂いて、ものすごくいい雰囲気をつくって頂いたので
最後は完全にリラックスしていた。



メインテーマはもちろん、「日食」
あと、私のリクエストで、「双子座」についても触れて頂いた。
レヴィ・ストロース「神話と意味」に出てきた、
様々な神話における「双子」のお話を読んで、
双子座って実は、かなり荒ぶっとるのでは…
と思っていたので
そのことを鏡さんにお聴きしたかったのである。


双子座はふつう、
「コミュニケーション、旅好き、好奇心旺盛…」等、
そんなにややこしい感じのしない、
さわやかなイメージで語られることが多いように思う。
でも、
カストルポルックスの双子座の神話では
彼らはもともと、二人の父から生まれた四つ子であったり、
さらに、大きなたまごから生まれていたり、
また、ケンカで死にそうになったり、
「死」と「不死」というテーマを背負っていたり、等々、
かなり意味深な、はげしいイメージがつぎつぎと出てくるのだ。


これはなんか
アヤシイ。


そう思っていたのだが、
やはり、
人間の心の奥底にある世の中の捉え方の一つ、「二元論」と
双子座は、しっかり結びつけられているようであった。
双子座を支配する星は水星、ヘルメスだが
ヘルメスは、唯一、
天界と地上と冥界を自由に行き来できる神様なのだ。
悪の側にも、天の側にも、支配されていない。
・・・・・等々
この件は、鏡さんのメルマガでコンテンツになる、かも?ということだったので
このくらいにしておこう。



あと
最後の「質疑応答」で
サターンリターンについての質問が出たのだが、
鏡さんの答えが印象的だった。
サターンリターンは28から31歳くらいのときに、
土星が、自分が生まれたときに位置していた場所に戻ってくる、
そのタイミングのことだ。
「サターンリターンは、社会的な「成人式」みたいなものだ、と
従来は答えていたんですが、
この歳になってみると、また違う考え方が出来るようになってきました。
サターンリターンって、たぶん、一番自由な選択ができるときなんじゃないかと思うんですよね」
と鏡さんが言ったのだ。


人間は、年齢が上がっていくと
個人差はあれど、体力は次第に衰えていく。
若い頃は、体力はめいっぱいあるけれど、
経験や知識が足りない。
そんなふうに、
人間の力について、いろんな下降・上昇の線を考えて行くと
たぶん、一番力があって、
一番たくさんの選択肢から選択できるタイミングというのが、
サターンリターンの頃なんじゃないか、
ということだった。
だから、
「サターンリターンは、一番自由な選択ができるとき」。


サターンリターンは
社会的に一つ大人になり、
周囲からの扱いも「大人」というものにかわるときで、
もはや「若手」じゃなくなったり、
家族をもったり子供を作ったり、
養われる側から養う側に変わったり、等々、
社会的な力が増すときだ、と思う。
こういうもののなかには
「否応なく社会の側から、担わされる」
ものもたくさんあるわけだけれど、
もう一方では、
責任持って、自らの経験に基づく判断で、体力もある状態で、
もっとも自由に「担うもの」を選べる時
とも、言えるわけだ。
確かに、転職や結婚は、自ら選ぶものである。


10代から20代前半の「選択」は
社会を十分に知らないし、経験もないところで、
どこか「弾み」や「勢い」でやってしまっているところが多い。
えいや!で、とりあえずで選び取る。
でも、30代にさしかかる頃には、
すでにそうした「えいや!」を積み重ねたところで得た、
世界への認識や、背負うべき責任への認識がある程度、できあがっている。
その状態での選択こそ、
勢いでもはずみでもない、真の「選択」たりうる、
というのは、なんか、納得できる。
土星は「責任」である。
なにかを選ぶということは、その責任を負うということである。
それが、まさに「生まれた瞬間」のように、
もっとも解放された生命力を得た状態になるのだ。
二度目のサターンリターン(50代後半)、
三度目のサターンリターン(80代半ば)にも、
もしかしたら、
そんな要素があるのかもしれない。


もっとも自由な選択が可能なタイミング
というこの鏡さんの回答を聞いて、
質問者の方は「それは、ギフトですね!」と、嬉しそうに言われた。
たぶん、この回答もまた「ギフト」だったのかもしれない、と思った。

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これで、人前でおはなしするお仕事は当面、打ち止め。
ほっとするような、少し寂しいような感じもある。



ご参加下さった皆様、
お陰様で楽しかったです、
ほんとにありがとうございました!