石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

本屋さんのワナ



やられた。
というか
やってしまった。。



・・・・・買いすぎた!(爆






ことのはじまりは北書店さんである。


北書店さんは去年、サイン会などさせていただいて
一箱古本市でもとってもお世話になった、新潟の素敵本屋さんだ。


店長・佐藤さんは元、北光社の店長をされていた方で、
北光社が閉店した後、北書店をたちあげた。
私は、その頃偶然、北光社の棚のことをこのインタビューで語っていた。
そんなあわあわとしたご縁があったので、
一昨年、筋トレ10周年記念でスタッフをしていただいた山口さん(旧姓・小林さん)が
ときどき、北書店のことをメールしてくれていた。



すると、なんと最近
谷川俊太郎さんが北書店で、イベントをされたというではないか!



佐藤さん・・・・やるなおぬし


と思っていたのだが
そんな矢先、
当の佐藤さんからちょっとした業務連絡メールが届いたのだ。



「谷川さんきたらしいじゃないすか、すごいっすね!」的な返信をしたらば
その件はスルーで


「三月書房ってご存知ですか?
ガケさんや恵文社は超有名ですが、ここがスゴイ。行ったことないですが。
石井さんがここをどう思われるか非常に興味があります。」


という挑発的なメールがかえってきた。


三月書房。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/



地図を見たら
正味片道10分。
激近。




今日
行ってみることにした。


財布には三千円しか入ってないのは解っていた。
本屋に行くと際限がなくなるので
自分なりにセーブしたつもりだった。
Webで見た感じでは
たぶんカードは使えないだろうと予想した。



お店に入って二分するころには
心臓がじわじわと鼓動を早め
「これはヤバイ」
という感じがムンムンしてきた。
そして
顔がニヤニヤしてきた。



ハッキリ言って
好み
です



もしこれが男の子だったら速効、興奮の勢いでうっかり告白しているレベル。



ちらっとレジを見ると


VISAのシール



この瞬間
私の中の盤面が詰んだ。



・・・・・・・・・・



そして今
仕事机の横にうずたかく本が積まれている・・・・。



おそるべし
三月書房。


っていうか
そうなるってわかってたんだろうな佐藤さん・・・・・ orz






本のチョイスもさることながら
並べ方がすごい。
私はカンがわるいのでどういうロジックなのかはよくわからないのだが
おおまかで体感しやすい棲み分けが棚の中にふわっとできあがっている。
きりっとしたルールと、アバウトなフィーリングとの両方で集まったまとまりが、
あざやかなグラデーションを描いて結ばれあっている。
たとえば、
一人の著者がいろんな分野にまたがって書いていても
不思議と、矛盾しない感じで、同じ著者の本がまとまってみしっと並んでいるのだ。
そこには、京都らしい、几帳面で細やかな「整然」があるだけで、
データベース的な、システマティックな感じはない。
「ああ、こういうリクツで分類したら、この本ここに来るしかないですよねー、でもちょっとちがうけどね。ふ。」
みたいな感じが一切ない。
「あるべきところに、ある」。
どうやってるんだかわからないが
有機的であるがゆえに、棚にひきこまれる。


売れている最新刊もちゃんとあるけど
古い不思議な本もたくさんあって
それらがあまり差別されずにびっしりと並んでいる。
さながら
イスラム圏なんかの市場みたいな感じ。
みしみしと、不思議な秩序を保って、でもいかにも自由に本が並んでいる。
あくまで京都らしい潔癖さというものがあり、
決して「雑然とした」感じにはならない。
しかし、
その一方で京都には、
長い時間の果てにどうしようもなく「抱え込んでしまった無秩序」というのがあり
てんこ盛りのルールのわきで、そうした地層のような無秩序が
「運用」によって管理されているという構造がある(ような気がする)。
この本屋さんにはそういう匂いがみちみちている。
「森は生きている」もどきに
「棚が、生き物みたいに生きている」と思った。



ふつーに女が歩いて持って行ける量ではないので
お車ですか、送りましょうか、と気遣って頂いたが
とても近いし、なんか興奮していたので
いいです持っていきます大丈夫です

バリバリ持ってのしのしかえってきて
今、ちょっと手の指と膝がわらっている(かくかく



こんどは
ミリタリーのリュックを持っていこう
っていうか
最悪でも月に一回くらいにしよう
とおもった。



家に帰ってきたら
本の山に
小さな袋がはさまっているのを見つけた。



開けてみると



ケルトカレンダー!



後ろを見ると



みすずだっ!!!




何を隠そう今回の
「星をさがす」は
私がずっと願っていた
「みすずっぽい装丁の本」で
大変喜んでいたところだったのだ・・・・・。




いやっふー!



佐藤さん
ありがとう!っていうか、参りました(へへーm(--)m