石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

birth


(※蝶々がコワイ方は以下、ご注意。)





ベランダをふと見ると
こんなのがいた。




蝶々は
死んだ人の魂の仮の姿だ
という話を
ずっと昔、何かの映画で見た。



この蝶々は、そんな儚げなかんじじゃなくて
ちょっとくらい羽が破けててもばりっと生きている!という感じで
まるで
ついこのあいだ死んだおばあちゃんみたいだと思った。


おばあちゃんは40代くらいのとき
交通事故で、片足が不自由になってしまった。
でも
バリバリ元気に働いていた。




こういうところで「祖母」と言わないのは変だ
と思う。
でもなんか「祖母」って書きたくなかったんだ



おばーちゃん、なのだ。




うまれかわる、とか
死んだ人の魂が蝶々になったり、星になったりする、とか
人はどうしてそんなことを思いついたんだろう。


死んだらこの精神がどんなかたちでもなくなってしまうとは
心情的に納得しがたい、と
夏目漱石がそんなことを言ってたそうだ。


「心情的に」だったか「感情的に」だったか
とにかく、頭ではなくハートが
なっとくいかなかったらしい。





birthという言葉は
「運ぶ」という意味の言葉を語源に持つ。


蝶に乗り、キュウリの馬に乗り、船に乗り、灯籠に乗り、
あらゆる乗り物に乗って
どこまでも、はこばれていくもの。



そのひとの愛情や思い出もいっしょに。
物語が消えてなくなっても、色や匂いのように、一緒に。





今は金木犀の匂いで空気がみちあふれている。