石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

呟き漏れ。

昨日ツイッタでつぶやいたら
「TLに消えてしまうの勿体ないからどっかに残して」
って、DMとかつぶやきで言ってもらったので
うれしかったから、以下、ちょっと修正して転載。


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運勢っていうのは、
自分以外の誰かが自分に何をしてくるんだろう、
っていう切り口の考え方だ。
だから、ほかの誰かにしてみれば、
こっちが「運勢」なんだ。
みんな占いを見るときは
「なにをされるんだろう?」
って思うわけだけど、
でも、自分の周りの人間にとっては、
自分がそいつらの運勢を作っていることになる。


要するに、自分こそが誰かの運勢になっているわけだ。


それだったら
「世界が私に何をしてくるんだろう?」
と考えるより先に、
「世界に対して私が起こす運勢をどういうふうにしよう?」
と考える方がおもしろいだろう。と思う。


「私の運勢は?」というとき、
世界とか、神様とか、恋人とか、他者とかが動いて自分に何かしてくる、
という前提に立っている。
でも、向こうから見れば、
自分こそが誰かにとって、
運勢であり他者であり神様みたいなもんなんだよな。


目の前に鉄格子があったとして、
向こうが檻の中の動物でこっちが見物人なのか、
それとも逆で、
自分が檻の中にいて向こうの見せ物になってるのかは、
けっこう自分で決められることなんだろう。


だから私の占いはほとんどが、
「今日はこうなるでしょう」じゃなくて
「貴方はこうするでしょう」みたいな書き方になっている。
そのひとの占いには、なってない。わははは。


でもその方が楽しいだろうと思うんだよね。
びくびくしなくてすむしさ。


「なにされるんだろう?」っておもうと怖くなってびくびくしちゃうけど、
「なにしよっかな」って思うのはべつに怖くないもんね。
占いや運勢を「怖い」って思う人はたくさんいるんだけど、
こわくなくしたいんだ。
怖がる必要ないと思うんだ。「なにしよっかな」って運勢を見るんだったら。


だから私の占いは「拒否」もできる。
「こうするでしょう」って言われたって
「そんなことしねーよ!バカ!」って思うことはだれでもできるもんね。
「こうするでしょう」って言われたら
「そうそう、そうしようとおもってた!」か
「そんなことしねーよタコ」か、どっちかしかない。


エレカシの曲で
「うるせえ だまれ ボケナス おれに命令するな 言われた 逆を やってやる」
っていう歌詞があるんだけど、
あれがだいだいだいだいだいすきなんだ(笑

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これは実は
「あるアーティストの本をつくるので
 その人の未来の運勢を占って欲しい、それを本の記事に加えたい」
というお仕事の依頼があって、
それに対して私が
「アーティストとかクリエイターには、
未来の運勢が『すでにある』なんて思ってほしくないです、
もし、運命の神様がいるなら、
その神様に挑戦していてほしいです。
なので、『未来はこうなるでしょう』なんてのはやりたくないです、
それはアーティストへの冒涜みたいな気がするんです」
っていう趣旨の返事をしたんだけど
そのなかからうまれたつぶやきかもしれない。


一人の人間として「こっそり、占いを読んでみたい」というのは
アリだとおもうし
古来、占い(やそのモチーフ)にインスピレーションを得て創作活動をすることは
ごく一般的なことだ。
でも、アーティストが
自分の本に「未来の運勢」を載せよう
という発想は、
なんかちがうんじゃないかという気がしたのだ。
だからこのときは
「出生ホロスコープを読んだ印象ならどうでしょう」
と言ってみたんだけど
それは拒否された。


クリエイターにとって
自分の未来を作り出すのは自分の手だけで、
堂々とそのささえにしてもいいのは、
自分をほんとに理解してくれている人の存在や、
自らの人生を賭けて体験のなかからつかみ取られた、誰かの真実の言葉や
同様に、誰かが自分の存在を全て賭けるようにして生み出した芸術や思想や
そんなものだけだと思うんだ。


占いは面白いけど、
自分の未来をそんな受け身で怪しい不謹慎なものによって穢れさせてはいけない、
って思うことは
だれにとっても、すごく大切なことだと思っている。
大事なイベントの前には酒を抜くように、
占いみたいな、生活における酒や煙草に似たものを
自分の一番大事なものである創造や表現に
あからさまに触れさせては、いけないんだと思う。


象徴や予兆の世界と触れあって、
そこから自分に関わる何かを手に入れることは
まったくよくあることだけれど、
それが、最終的な創造や表現に至るところの手前には
大きな「関門」がそなわっていて
そこでは、その手の跡は蒸留されきっていなければならないんだと思う。
秘されていなければならない。
見えてはならないのだ。


これは私がそう思っているだけで
やっぱり、私がまちがっているのかな
とも考えてみたけど
よくわからなかった。