石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

ついに三冊目。


「星栞」 、 「いつか、晴れる日」に続き、
5月末から続いております石井ゆかり書き下ろし単行本上梓祭り(どんなだ)、
仕上げの一冊が6月30日に刊行となります。
タイトルは




愛する人に。」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3619821
ググったらとりあえずHMVが出てきました。
びっくり(そもそもHMVで本が買えることを初めて知った(汗
(ゆきうおさん、ご質問ありがとうございます!!!(感涙))


Amazonも来た!


「星栞」「星読み」「星なしで、ラブレターを。」
などをこれまで、
幻冬舎コミックスさんから刊行して頂いてきました。
これまでの企画はどちらかというと
私サイドから出してまして
イラストや写真も私が「この人でぜひ!!!」とお願いし、
最後のデザインとかカバーの中まで首つっこんでました。


ですが
今回の本は、担当していただいてる齋藤さんより
「石井さん、恋愛本を書いてください」
と、企画から投げかけられた、
いわばレシーブの形で作った本でした。
プレーンテキストの原稿を書き、
それを「お渡しする」というイメージで作った、
初めての本です。


占いじゃない本を書く
のは
常に私の夢なので
お話を頂いただけで興奮して
「はい!やります!」
脊髄反射で受けたものの


よく考えてみると


恋愛本・・・・それはあれだ
「恋愛の達人」
みたいな、
結婚コンサルタントとか、心理・恋愛カウンセラーみたいな人とか、
ナンバーワンキャバ嬢とか、恋多き大女優とか、
いろいろな人と体当たりで付き合ってきた恋愛の求道者みたいな人とか、
とにかくなんかそういう、
「恋愛に詳しい人」か「モテる経験・技術のある人」でなければ
書けないのではないだろうか・・・・・


モテない暦生まれたときから今に至る、の
文系不細工人見知り、非モテの典型みたいな私が
いったいそんな世界で
なにができるというのでしょう(教えてください



自暴自棄な気分になりました。


しかし。
「占い」ということをしてきたおかげで、
たくさんの方の恋を、遠くから見つめてきたことも確かです。
私が見ている恋愛はたいてい、9割以上が
うまくいかない状態の恋です。
なぜなら、恋がうまくいっている人は、占いなんか見ないからです。
なにをかくそう私自身、22にもなってしたこっぴどい失恋こそが
星占いを始めるきっかけだったわけです(爆


モテないわけだからいきおい、失恋の経験は多々あり、
頂くメールやお目にかかった方のうまくいかない恋に
必要以上に感情移入して泣いたり怒ったりしながら
様々なシーンや仕組みに、触れてきていました。


そのなかからなにか、
役に立つことも、あるのかな



そのあたりから筆を起こしました。


この本では、遠距離恋愛や相手にパートナーがいる恋など、
障害がある難しい恋をたくさん、考えています。
その解決法は、たぶん、ぜんぜん書かれていません。
そもそも私は
「どうすれば恋がうまくいくのか?」というハウツー本を書けるほど
成功体験が、自分では、ないわけです(爆
でも、苦労して頑張ってうまくいった!とか
辛い状況から抜けだして、幸せな出会いにたどりついた!とか
そういう例は、いくつも見てきました。
それに、そもそも恋愛というのは
うまくないなりにでも
がんばっていくことそのものに、意味があるのではなかろうか。
という仮説の元、
不安を振り切るようにして書いていきました。



この本は、実は、
フィリピンを一人旅しながら書いていました。
たどたどしい片言の英語で、
必要最小限のことしか話さない日も多く、
だれとも心が通わない状態で、
家族主義のいきわたったフィリピンで、
心で繋がった人同士の生活を眺めていました。
私はたぶん、そのときすごくひとりぼっちだったのですが
そんななかだったからこそ、
愛情というものがなんなのか、
ほんとうに考えることができた、のかもしれません。


フィリピンには、ホセ・リサールという国民的英雄がいます。
彼は、スペインからの独立闘争の先頭に立って、銃殺刑に処されました。
彼の残した言葉には何度も、「愛」という言葉が出てきます。
人は、祖国や家族や誰か1人の人のためにでも
愛していると確信していれば、死ねるものなんだ
と思いました。
愛情で人は自分を殺すことができる。
でも、同時に、
愛は強烈に何かを欲します。


この2つの両極端な力のあわいで、
私たちは毎日、踏ん張ったり震えたり倒れそうになったり支えたりかばったり、
すったもんだしながら過ごしているわけです。


そんなすったもんだが、どんな局面でも、どうしても
尊い

それだけが言いたくて書いた本なのかもな

今は、思います。


ご興味をお持ち頂けましたら、
みなさまどうぞ、立ち読みだけでも、よろしくお願いいたします!