石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

2007年下半期占い、星栞


下半期占いができた。
月末発売だけど、Amazonでは予約開始



確か2000年から2002年まで
えるぱーくという毎日新聞社の女性向けコミュニティサイトで
毎週、12星座の占いを書いていた。
これが、筋トレ週報の前身だ。
2002年、このサイトが閉鎖されることになり、占いも終わることになった。
その最終回、読者の皆様にお礼がしたくて
ちょうど秋口だったとおもうのだが、
「下半期占いをやらせてください」とお願いし、了承を得た。
そこから、5年間、下半期を書いてきた。
最初はえるぱーくで、
次はWebで無料公開、
そのつぎはカンパ制PDF配信、
で、そのつぎはまぐまぐのオンデマンドパブリッシングのシステムを利用した配信で、
昨年、めでたく書籍となった。


正直、今年もやれるかどうか、自信はぜんぜんなかった。
12星座占いだから、一冊の本になっていても
自分に関係があるのは数頁しかない。
家族や恋人、友達の分を読んだり見せたりしても
フツウの本のように「全ページ自分が楽しめる」わけではない。
だから
昨年、出版するときも、大冒険だなあとおもった。
実際、このお話を頂いて、書いてみて、本にするまでは
「毎年恒例行事」の気分で何ともなかったのだが
いざ、発売、という段階になってはじめて、
ぞっとした。
自分が楽しめるところが、ほんの数頁しかない本。
そんなの、売れるわけがない。
そう思った。
青くなった。


でも、結果は違っていた。
今年もまたお話をいただけるくらい、
みなさんに読んで頂けた。
自分の星座以外のページも全部読みました、というご感想を
たくさんいただいた。
山口達巳さんから提供してもらった写真と絵を、まるで写真集のように贅沢に使ったため
「とても美しい本ですね」
というコメントもたくさんあり、ほんとにうれしかった。


今年は、12星座の下半期占いと
木星のキーワード」というタイトルで、12個のコラムをつけた。
木星は、12年で12星座を回る。
年末年始に動くわけではないけれど、
1つの星座に、ほぼ1年間滞在する。
木星は「成長と拡大」の星だ。
だから、木星は毎年「その年の抱負」を示してくれることになる。
12の星座は、自分の星座だけ自分に関係がある、というわけではない。
ある星座の人から見て、12の星座全てが
ひとつひとつ、意味を持っている。(※)
だから
木星が星座を移動するたびに、その年のその人の成長課題がわかる、ということになる。


今回の本は、だから、今年限りの占いではない。
ずーっと、くるくるまわして使っていける「占い」だ。
そういうつもりで書いた。
他の部分も勿論頑張ったけど、
この「キーワード」部分は、自分なりに、特に頑張って書いた。
何度か書き直して、そして、やっと完成した。
だから、こっそり、満足している。
みんなに楽しんで頂けたらなと思う。


ひとつ、訂正もある。
第5室、「愛」のところだけ
私は、今は違う考え方をしている。
それについては、こんど、「星栞ライナーノート」で書き直すつもりだ。


週報も、年報も、月報も、
占いはみんな、流れ去ってしまう。
今週の占いは、来週は不要だ。
のこらない。
本になることもない。
だからときどき、
それが徒労に感じられることもある。
書いても書いても溜まらない。
ゆびの間からさらさら流れ落ちていってしまう砂のように思えることもある。


「過去の占いを見てみて、自分の過去についていろいろ考えました」というメールを
たまに、頂くことがある。
そういうときは、嬉しい。
うちのようにバックナンバーを全部公開している占いサイトって、多分、あまりないだろう。
どうしてそうしたいのか、
自分でもよくわからないんだけど
多分、さらさらながれおちていってしまったものに
こだわっているからなのかもしれない。


そういうこだわりは
なんかしがみついているみたいで
潔くなくていやだなあっておもうんだけど。


この日記の冒頭に書いたような「経緯」を書くとき
私は自分のサイトをあちこち、見ていく。
いつからいつまでなにをしていたのか、
履歴がそのまま残っている。
私は記録をしたり記憶したりするのは苦手だし
特に、何年に何をした、とかいうことがおぼえられない。
でも、サイトを見れば
ファイルに書いてあったり、見出しにあったり、様々に私の足跡がそのまま、たどれる。
やってきたことがそのまんま、
サーバに残っている。
失敗したり、ケンカしたり、サイトを閉めたり、いろんな足跡もそのまま。


そういうのを見ていくと
私が何かを勝手にやって
そこに、たくさんの人が関わってくれて
更に私が反応して、
その反応にいろいろな人がまた反応して・・・・
ということそのものが、「筋トレ」なんだなあ、とわかる。
「縁」は、さまざまな関係のことを言うのだそうだ。

「起」は、その関係の中からうまれることを言うのだそうだ。
「縁起」は、「存在」だ。
存在はそれ自体として存在しそこから関係が生まれるんじゃなくて
関係のなかから生成するものが存在なのだ、という。
私たちは自分が個としてまとまっていてそれが周囲の環境と関わっていると感じているけれど
実際は、逆なのだ。
周囲の環境が私という現象を生み出している。
細胞と細胞の関わりが私という現象を生み出している。


「下半期占いは石井さんにとってはお祭りみたいなものですね」

ある方がかつて、私に言ってくださったことがある。
とてもぴったりした鋭いコメントで、知的なその方らしいなあと思った。
まさにお祭りなのだ。
なにしてもいい。無礼講だ。どんなしかけをつくろうかな、ってわくわくする。
この「お祭り」ができるのは
私だけの力じゃない。
今まで私や「筋トレ」に関わってくださった方々が
いっしょに、そういう場所を生み出してくれたのだ。
お祭りってみんなでやるものだ。
目に見えないたくさんの手で御神輿を担ぐのだ。
私もその中の手のひとつに過ぎない。
多分、世の中の全ての仕事はそういうふうにできあがってるのだろうと思う。


「会社で覚えたWebの知識を使って、なんでもいいからインターネットにサイトを作ってみたい」
というなんともライトな動機で始まった「筋トレ」は
いつのまにか私の「仕事」になっていた。
ネタを「占い」にしぼったのも
実はスタートしてしばらく経ってからだった。
何万件ものメール、ほぼテキストのみで100Mを越えるファイル。
ながれさってしまうものと、
そうでなく、そこに常に生起し続けているもの。


本屋さんで初めて今回の本を手に取る方もいらっしゃるとおもう、
でも、この日記を読んで下さる方は
上記のような流れに、参加して下さっている方々だとおもう。
この日記に訪問者がなければ
私はだんだんに日記を書かなくなっていただろうし
筋トレ本体だっておなじ事だ。
カウンタが上がるから
おもしろくて、また書く。
ROMの方も充分、私に「書かせて」いる方々なのだ。
そして私は「書かせてもらって」いる。
どんな仕事も多分、そういうふうにできている。
強制じゃないし、ガマンでもない。
私は幸せな人間だ。
文章を書くっていう、一番好きなことが
好きすぎて、もう好きかどうかも解らないこのことが
いつのまにか、仕事になったのだから。


感謝してもしても、したりない。
ほんとにありがとう、って思う。


そんなわけで
皆さん、読んで下さって本当にありがとう。
また来週も週報書きます、読みに来てね。

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※出生時間と生まれた場所をもとに計算したハウスが解っている人は
 その区分に沿って読んで頂けます。
 「ソーラーハウスとどっちが正しいんですか」というお問い合わせが多いのですが
 どっちが正しい、ということはないです。
 それぞれ「占星術において、存在する手法」です。
 どっちが当たってるかは、過去を遡ったり人にたずねたりしてチェックしてみて下さい。
 私は、トランシット(つまり、今運航中の星)を見るときは
 ソーラーのほうがぴんと来る気がします。あくまで私の体感ですが。