石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

自信。

先日、ある本をなんとなく買ったのだが
そのなかに


「自信を失ったこともないわよ。
 だって、自信を失わされるようなことが
 起こったことなんてないもの。」


というフレーズが出てきた。




この本は訳本で
英語の原文が併記してある。


そこには
こう書いてあった。


「I haven't lost my confidence, either.
That's because nothing has ever happened
to make me lose my confidence.」


confidence。


この言葉単体での意味は
「信用、信頼」
だ。


フツウ日本で
「自信を持って」とかいうときの感覚と
この
「信用、信頼」
というニュアンスは
微妙にちがう、ような気がする。


自分を信用する
ということと
自信を持つ
ということは
考えれば考えるほど
なんかすごくちがう、ような気がする。


辞書で調べたら確かに
my confidence
とは
「自信」
って訳すらしい。


でも
「信じる」を和英で引いたら
believe
trust
が先に出てくる。


日本語で
「自信を持て」
というこの
「自信」
はどうも
自分の才能や能力、可能性に対する
強い期待や信仰をイメージさせる。


一方、
confidence。
confidential
というと
「ヒミツ」「機密文書」の意味になるように
この言葉には
believeやtrustのような
「ここにないようにおもえるけどありそうなものを信じる」
という意味はないのだ。
「機密文書」が「confidential」というのはつまり
「ヒミツを守れると信用できるヤツだけ」
という意味だろう。
ここには、日本でだれかが誰かを励ますときに
「自信を持ってがんばって!」

「信」
のイメージは
ナイ。


信用する。
信頼する。
my confidence。
これは、
才能や可能性ではなく
理性や自尊心といったものへの信頼なのだろう。
自分の人間性への信頼なのだろう。
才能や能力や可能性の話ではない。


ちなみにこの本は
プロジェリアという病気を患った
アシュリーという女の子の書いたものだ。


冒頭にあげた下りのあとは、こう続く。


「I don't compare myself to others, like,
 she can do this but I can't.
 No one is perfect.」


私は人と自分を比べたりしない。
たとえば、彼女はこれが出来るのに、自分は出来ない、とかね。
完全な人間なんかいないもの。