石井ゆかり@筋トレのブログです。
『星読み』もよろしく!

視覚。

昨日、新宿で打ち合わせがあったので
南口から改札を出た。
そしたら、BigIssueの販売員さんを見つけたので
1冊買った。




今朝、なんとなくぱらぱらっと読んでいたら
お茶の水の橋の上で販売していた方の消息があった。
区役所に就職が決まった、とのことだった。


お茶の水では
顎関節症の治療に通っていたとき、継続的に買っていたので
突然そこに販売員さんの姿がなくなったのを
寂しく感じていた。
どうしてるのかなーと
気になっていた。
ので
ご栄転
のニュースは大変嬉しかった。にっこり。


最近ご無沙汰なのだが
競馬雑誌「優駿」にもたしか
引退馬の消息を訪ねる欄があった。


そうだ
ライデンリーダー
どうしてるかなあ・・・(;;


心理学の実験で
こうゆうのがある。
被験者にスライドで、知らない人の顔写真を何枚も
ぱっぱっぱっぱっ
と見せていくのだ。
何十枚か見せるうち
複数回同じ顔を混ぜておく。
で最後に
1回しか出なかった人

何度か出た人

1回も出なかった人
の写真を混ぜて、10枚ほど机に並べ
「親しみが持てるのはどれですか」
と被験者に尋ねると
かなりの確率で
「複数回出てきた人」
を指さす、らしい。


被験者は、その写真が何枚も出てきたかどうかを
記憶している場合もあれば
記憶していない場合もあるそうだ。


ただ単に何度も顔を突き合わせる
というだけでも
親しみを感じる
という、人間の不思議な習性。
ビジネス書などではこの実験を引用して
「営業はまず回数から」
と書いてあったりする(のをどっかで見たことがある)。


携帯やパソコン、いろいろなディスプレイ。
「目を見て話しなさい」
とかいう以前に
人の顔以外のものを見て「コミュニケーション」する時間が
最近はとても長い。
朝食だって
テレビ見ながら会話している。


「見る」、その視線の先にあるもの。
どうも
仕方なしに見ているもの
のほうが
見たくて見ているもの
よりも多いなあという気がしてきた。


「目の前の現実を受け入れよう」
とか言うまえに
「目の前」
をそもそも、見ていない。
ネットの向こう側とか、電話線の彼方にあるはずの事務所とか
そんなのばっかり見ている。
視野から得ている情報は
意識的には「これこれこういうふう」ってわかりにくいのだが
(自分ではまったく覚えた覚えのない光景が寝ている間に夢で再現されたりするとびっくりする)
たぶん
やばいかもしれない。
経口のことはやれ添加物だ着色料だと騒がれる昨今だが
視野に関しては
そのインプットがまったく無頓着すぎるのかもしれない・・

ふと思った。
「目から入る光」だって
「身体の中に入っている」のだ。


お茶の水の販売員さんが今
自分に合った仕事をして幸せでいてくれればいいなあーとおもう。
ほんの数回、顔を合わせただけだけど
そういうふうに思える対象ができる
というのは
ちょっと
うれしい。
かもしれない。